自分にとってのベストな学習プランを練ったら、あとは計画通りに勉強するのみ。通信講座や予備校のカリキュラムをこなし、過去問を繰り返し解いて基礎力を養いましょう。
自分が目指す公務員採用試験の内容がわかったら、まずは過去の出題問題を一通り解いてみてください。
そうすることで出題傾向や試験内容のレベルがわかるはずです。
試験内容は把握していても、実際に問題を解いてみないとわからない部分というのが意外と多いものです。 簡単そうに見えて難しい問題があったり、難しいと思っていた部分が簡単だったり。
それを知った上で試験科目毎の基礎力を養成し、その後実力アップを計っていきましょう。さらに試験前には直前対策で、出題ポイントを整理すること。この一連の流れを試験までにしっかりとできれば合格への近道となることでしょう。
【公務員試験の過去問情報】
下のリンクから、地方公務員(大卒/高卒)、市役所(大卒)、警察官・消防官(大卒/高卒・短大卒)などの過去問に無料でチャレンジできます。まずはこちらで力試しをしてみましょう。
市販のテキストは、試験対策ポイントがわかっている方にはメリットがあります。というのもピンポイントで学習できますし、費用も抑えられます。基本のおさらいとして活用してみるのもオススメです。
以下実務教育出版のテキストを例にとって解説してみましょう。
「速攻の時事」
公務員試験で問われそうな時事問題のテーマを完全網羅!過去の出題実績から割り出した「出題可能性」を3段階で表示。また巻頭では「出題予想時事テーマベスト10」も掲載。出る確率の高いところだけ重点的に学習することもできます!
「スーパー過去問ゼミ」
過去10年分の分析結果に基づくテーマ別・試験別の出題頻度が一目瞭然!「必修問題」「実戦問題」のすべてに、詳しくわかりやすい解説がついています。
「受験ジャーナル」
公務員採用試験の最新情報が満載された鮮度の高い情報誌です。
時事問題は論文・記述・面接でもとり上げられるため、しっかりと押さえておきましょう。
ただこの時事という科目は何が出題されるのか予想しづらい面があるので、学習方法も悩みの種。できれば毎日新聞を見たり、ニュースを見たりして少しずつ勉強していけば良いのですが、基本的には時事対策などで充分間に合います。
時事問題は教養科目では「政治経済」と「社会」のなかで出題されます。
政治経済では、新法の制定と旧法の改正、わが国の中央行政機構や公務員制度の改革、わが国の地方自治の動向、地域紛争の現状、国際機関の動向、最近の国際会議・条約などが問われやすいようです。また社会では、環境・ゴミ問題、人口問題、労働問題,厚生(=社会保障)問題、科学技術などが問われやすいようです。また専門科目では社会政策と国際関係の分野で出題される傾向があります。
実務教育出版が出している「公務員試験速攻の時事」などを活用してみてください。出題可能性の高い出来事を順番に羅列してあり、簡単な解説もされていますので、勉強しやすいですよ。
また時事問題学習のポイントは、あまりやりすぎないこと。得点に結びつきにくい科目なので、ほどほどの勉強で充分と割り切りましょう。